売れない芸人の日常ブログ

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底辺芸人の僕がブログを始めた理由を改めて話す


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どうも、底辺芸人です。

 

今回はタイトル通りです。

 

何度も言っていますが僕は芸人です。売れていません。

 

ブログを始めた理由を改めて話す

初心に戻って、何故全く売れてない底辺芸人である僕がブログを始めたのかを話そうと思います。

 

ブログを始めた理由は最初にも話していますが「改めて」今の状況で話そうと思います。

 

www.teihengeinin.com

 

最初に書いた時より気合入れて書いていますので。

 一番の理由

一番大きな理由は、

 

 底辺芸人という存在を知って欲しかったから。

 

これです。芸人に限りませんが、こういう職業で陽の目を浴びられるのは極一部の人だけです。

 

必ず夢に破れていく人がいます。いや、

 

 殆どが破れていきます。

 

辞める前に知って貰いたい

僕はこれからどうなるのか分かりません。

少なくとも、このままだと近い内に、

 

 芸人を辞めるでしょう。

 

これが辞めるにしても辞めないにしても、それまでの道のりを知ってもらいたかったのです。

夢に破れる人が殆ど

ミュージシャン、声優、小説家、スポーツ選手。

 

志してから「叶う」までの道。「叶わなかった」道。

 

 

そして、そのあとの人生。

 

 

そこまでを知る人なんてなかなかいないでしょう。

 

僕は昔から思っていました。

 

 

 

「昔好きだった、あのバンドマンは今どうしてるんだろう。」

 

「ずっと好きだけど一向に売れないミュージシャンは今後をどう考えてるんだろう。」

 

「解散して芸人を引退した、あの人は、これからどうしていくんだろう。」

 

 

そういう人達は、言ってしまえば「普通」とは違う道を選んだ訳です。

 

 

 

そして、気が付いたら僕自身も、

 

 

 「芸人」として、その道に今こうして立っています。

 

 

一般的にイメージされるキラキラ輝く芸人さん。

ネタ番組に出て、雛壇で大きな声を出して、劇場でネタをして、全国回ってツアーして、ファンがいっぱいいる。

 

 

僕はそんな「イメージ」の中にすらいません。

 

 「底辺芸人」ですから。

 

イメージの中にすらいない「芸人」

「芸人」と聞いてイメージしますか?

そんな底辺芸人を。売れるのが厳しいと言われても、言葉では聞いていても、普段見ることのできるのはテレビに出ている売れている芸人さんだけ。

 

その、もっと下で、地下で、地底で、太陽すら届かないような場所にいる芸人なんて腐るほどいます。

 

勿論、僕もその中の一人。

 

 

もっと言うと僕はファンも一人もいないので、底辺に関しては極めてますよ。

 

それでも生きてますよ。

 

というか、この程度で辞めるくらいなら芸人なんて無理ですよ。

 

 

ファンがいなかろうが、毎月ライブに出るためにお金払って交通費払って会場行ってネタ時間4分スベって、お金もどんどんなくなって当たり前のようにオーディション落ちて賞レースも1回戦で落ちて。

 

それでも生きるんですよ。

 

 

 「芸人」を続けるんですよ。

 

 

そんな人がいる。

 

 

僕はそれを知ってもらいたくてブログを始めました。

 

本当に、芸人を辞めようと思っていたので。

 

せめて辞める前に伝えたいと思ってブログを始めました。

届けたい

「芸人」をテーマにした物語や作品は沢山あると思います。

その中で「下積み」の話はよく出てきます。

 

ですが、作品として世に出てしまったら、それは成功の物語です。

 

 

誰も知らないところで芸人になって誰にも知られないまま芸人を辞める。

 

 

そんな人が数多くいます。

 

 

僕の思いが誰にも届かなければ、珍しくもない、ありふれた芸人の話で終わりです。

 

知らない芸人が知らない内に解散していた。

 

それだけのことです。

 

僕が知らないだけで、今この瞬間に解散をした芸人だっているはずです。

 

僕が知らないだけでオリンピックを目指しているスポーツ選手が、今この瞬間に挫折しているかも知れません。

 

毎日どこかで誰かが夢に破れています。

 

だとしても、そんなことは誰も知りません。届いていません。

 

 そのまま終わる。それだけです。

 

ですが、僕はそうなりたくないです。

 

届けたいのです。

 

僕なりの言葉で、僕なりのやり方で。

 

 

それでも駄目なら、そこまでです。

 

 

「底辺芸人」という、誰にも知られることの無い「芸人」という存在を知って欲しい。

 

それが僕のブログを始めた理由です。

 

ありがとうございました。